郷土料理メニュー~佐賀県~

郷土料理メニュー~佐賀県~

こんにちは!

本日は佐賀県の郷土料理です。

 

🌲がめ煮

🌲呉豆腐

 

🐢がめ煮

氏神の祭り、おくんち(お九日)の定番のごちそう。
ハレの日の行事食として振る舞われており、お正月にも食べられています。
九州では、「がめ煮」「筑前煮」など、県によって呼び名が異なるが、作り方はほぼ同じです。(以前別の地域の郷土料理でもご紹介しましたね!)

✍がめ煮の語源
①文禄元年(1592年)に朝鮮に出兵した兵士たちが当時「どぶがめ(スッポン)」とその他の材料をごった煮にして作った「亀煮」から来た。
②豊臣秀吉が朝鮮出兵時にスッポンを捕まえて野菜と一緒に煮て食べた。
③博多の方言である色々な材料を混ぜるという意味を持つ「がめくりこむ」が短くなり、「がめ煮」と呼ばれるようになった。
などなど、語源といっても一つではなく諸説があります。

 

 

🌾呉豆腐

水に浸した大豆をすりつぶしたものは“呉”と呼ばれます。
“呉”を炊いた後、それを絞って、豆乳とおからに分け、豆乳に葛やデンプンを混ぜ、熱を加えながらゆっくりと練りあげてできあがるのが『呉豆腐』。
由来は、昭和初期、大豆の買付けに長崎を訪れた有田の豆腐屋が、中国人から葛を使った豆腐を聞き習ったのが始まりと言われています。
精進料理の一品として有田で食べられるようになり、やがて呼び名は『呉豆腐』になりました。

豆乳のほかにも、きな粉を布に入れて水にもみ出した液体、カボチャやスイカの種子の粉末を水に溶かしたものを使う製法もあります。
酢味噌やすりゴマと醤油を混ぜ砂糖で味を整えたごま醤油、わさび醤油もよく用いられるほか、近年では天ぷらにして食したり、黒蜜をかけて食べられることもあるそうです。

佐賀県は、全国でも上位に入る大豆の産地。(2020年は3位!)
なかでも、「フクユタカ」は佐賀大豆の80%を占め、高タンパクで豆腐用として人気の高い品種です。
当施設ではゴマダレをかけてお届けします!

豆知識!
大豆の歴史は古く、中国を原産地として日本へは弥生時代に稲と一緒に伝わってきたと考えられています。
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどに栄養価が高く、保存食としても昔から重要な位置を占めていました。
また、邪気を払う豆まきに代表されるように、一種神聖な力をもつと考えられています。

°˖✧大豆に含まれる主な成分✧˖°
・大豆タンパク質(ペプチド)…血中コレステロールの低下作用。
・食物繊維とオリゴ糖…整腸作用。
・イソフラボン…女性ホルモン「エストロゲン」に似た構造をもつことから、更年期障害を緩和する効果があるといわれています。

💊他にも
・骨粗しょう症を予防する効果
・美肌効果
・生活習慣病の予防・改善効果
とっても万能です。

 

以上になります!

次回は、10月4日(月)熊本県の郷土料理をご紹介します。

 

🐣厨房🐣

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