こんにちは、厨房です🌈
本日から6月ですね🐌
告知通り、今回は京都の郷土料理をご紹介していきます。
☔魚の西京焼き
☔おばんざい
☔湯葉のお吸い物
🐡魚の西京焼き
西京焼きとは?
鮭や鯖、銀ダラなどの魚を白味噌に漬け込んで焼いたものです。
京都の白味噌は「西京味噌」と呼ばれています。西京味噌は、米麹をふんだんに使った甘口の味噌です。
由来…古くは、京都が日本の「都」とされていました。明治維新の後、都は江戸に遷都。
京都は西の都ということで、「西京」と呼ばれるようになり、京都の白味噌も西京味噌という名前になりました。
そして、魚を白味噌に漬ける味噌漬は「西京漬」となったのです。
この味噌は京都(関西圏)のお正月の雑煮には欠かせない味噌であり、
今日の正月に食される白味噌仕立ての雑煮が確認出来るのは江戸時代(幕末)あたりで、寛永15年(1638年)ごろに成立した「毛吹草」で天皇家が京風の白味噌仕立ての雑煮と同様の雑煮を召し上がっておられた記述があります。
🍁おばんざい
おばんざいとは…京都の家庭で作られてきたお惣菜。
京都では中心部から歩いて1時間ほどの地域にまだまだ田や畑が残っています。
そこではおばんざいに欠かすことができない京野菜が多く栽培されています。
京野菜は1年中出まわっていて、特に冬期に収穫される大根や蕪、その他根菜類が多いのも京野菜の特徴のひとつです。
京野菜は人工的に手を加えず自然栽培で育てられているため、ビタミン・ミネラルが豊富な栄養価の高い食材です。
京都のおばんざいレシピというホームページでは、旬の食材の紹介とともに12ヶ月分のレシピをご紹介しています。
~5月のレシピ~※5月31日に撮影したものなので、レシピも5月のものにしました※
・鯛のあら煮
・えんどう豆ごはん
・新たまねぎとカツオのたたき
でした!
興味のある方は是非お調べください。
また、当施設ではひじき煮として紹介しています。
🍵湯葉のお吸い物
京名産の一つとして知られる“ゆば”の歴史は古く中国から禅僧の手によって豆腐と一緒に伝えられました。
その歴史は長く二千年余とも言われています。
1200年末頃から、湯葉は大豆食品ということで禅宗のお寺で精進料理の材料として湯葉が使われ、京都のお坊さんにとても重宝され、愛され続けてきました。
名前の由来
【その一】湯葉の色が肌に表面のシワが肌のシワに見えることから老婆のシワに例えられ「姥(うば)」と呼んでいたものが「ゆば」に変化したものとする説。
【その二】豆乳の膜(上面)を汲み上げることから「上(うは)」と呼ばれ「上(うは)」が変化して「うば」となり「ゆば」になったという説です。
📖調べてみると上記の二つが主に出てきますが、諸説あるそうです。
以上になります。
次回は、6月8日(火)愛知県の郷土料理をご紹介します🐌
🚩更新は当日中になりますのでお楽しみに!