こんにちは!
今回は大分県の郷土料理です🌈
🌰とり天
🌰野菜のこねり
🐓とり天
国産鶏のモモ肉の皮をはいで、平らにそぎ切りに特製しょう油とニンニク、ごま油で味付けし、新鮮朝取り卵と小麦粉、片栗粉の入った衣を付けて揚げた大分県の郷土料理です。
「鶏天」「鳥天」ともよばれています。
大分県全域で愛されているとり天ですが、じつは別府が発祥の地。
1926年(大正15年)、大分初のレストランとしてオープンした「東洋軒」のメニューに登場した「炸鶏片(チャーケイペン)」が元祖だと言われています。
東洋軒の創業者は天皇陛下の料理番として活躍をした宮本四郎さん。
長い歴史の中で沢山の料理人がこのお店で修行を積み巣立っていきました。
また、文化人著名人なども足を運んだお店といわれています。
🌱野菜のこねり
「こねり」は、夏の野菜である、なすやにがうりを油で炒めて、出汁で溶いた味噌で味付けをし水で溶いた小麦粉を入れとろみをつける料理。
野菜から出る栄養を含んだ水分を小麦粉が閉じ込めるので効率よく栄養を取れる上、食欲が低下する夏でも食べやすいので、家庭でよくつくられていました。
こねりは、小麦粉を入れて練ることからこの名が付いたといわれています。
地域によってこの「こねり」という呼び方は異なるそうです。
「こかけ」や「あんかけ」、「ばばころし」など本当に様々ですね!
脱線するのですが…
このばばころし、少し気になったので由来を調べてみました。
同じものか分からないのですが、“水分が少ないためおばあさんがのどに詰まらせる”という逸話をもつ瓜が存在するそうです。
この瓜の名前がばばごろしというそうです!そのまま…💦
ですが、他の県によってはこのばばごろし、料理名にも使われていたり調べていくうちにじじごろしとも呼ばれているとか…
🍈ばばごろしの瓜の別名は、モモルディカメロンと呼ばれ粉っぽく甘くないメロンとされています。
地域によって呼び名が変わったり、歴史も違うのでこう調べていくと勉強になることがたくさんありますね!
以上です。
次回は、11月5日(金)東京都の郷土料理をご紹介します✨
🎃厨房🎃