こんにちは、厨房です🍳
本日は宮城県の郷土料理をご紹介します。
🌼鮭のあら汁
🌼ずんだもち
🐟鮭のあら汁(風)
昭和 50 年に現在の 南三陸町から鮭の海中養殖が始められ、県北部や中にも広がり、
現在は全国生産の約 9割を占めるようになりました。
鮭の頭や骨部分まで使って作るあら汁は先人の生活知恵を伝えています。
今回は鮭のあらでなく、食べやすい切身部分を使用して「あら汁風」にしています。
🍡ずんだもち(風)
枝豆を茹でて、薄皮を剥いて潰したものを砂糖を混ぜたものを餅にまぶしたものです。
当施設では餅ではなく牛乳もち(牛乳と寒天)で再現しています。
🌷「ずんだ餅」の語源には諸説があります🌷
①戦国大名の伊達政宗公が合戦の際に陣中で「陣太刀(じんだち)」の柄で枝豆を潰して食べたのがはじまりとなり、それが訛って「ずんだ」と呼ばれるようになった。
②同じく伊達政宗公が藩内の視察をしていた際に領民から出された餅を「仙台藩豆打餅」と名づけ、「豆打(ずだ)」が訛って「ずんだ」餅と呼ばれるようになった。
③仙台藩の領内に住んでいた「甚太(じんだ)」という者が枝豆を潰して餅と混ぜて食べていた所、それを見た周囲の人達が「甚太餅(じんだもち)」と呼ぶようになり、それが訛って「ずんだ餅」となった。
いずれも、だいぶ時間をさかのぼることから歴史は長そうですね。
また、近畿地方の大阪府南部には、餅や白玉を「大豆餡」。または、枝豆餡で包んだ「くるみ餅」という郷土菓子があるそうです。美味しそう!
◎ちなみに…
震災の復興支援のためにずんだ餅をモチーフにした、「東北ずん子」というキャラクターが誕生しました。
気になる方は調べてみてください☁
以上になります☺
次回は2月26日(金)北欧の郷土料理をご紹介します。
北欧とはどこの国でしょう?
お楽しみに🌈✨