こんにちは!
師走に突入しましたね❄
今回は富山県の郷土料理です。この季節にはぴったりの献立です!
⛄ぶり大根
⛄味噌よごし
🐟ぶり大根
柔らかく煮た大根に熱湯をくぐらせたぶりを加え、しょうゆや砂糖、だしなどで味を調えて作られる煮込み料理。
ぶりは成長に伴って何度も名をかえることから、出世魚と言われています。
富山湾では良質なぶりが多くとれることから、ぶり大根や照り焼き、ぶりのあんじゃなます(ぶりを使ったなます)など、沢山のぶり料理が生まれ愛されてきました。
一部の地域では、娘の健康と娘婿の出世を祈願し、嫁ぎ先にぶりを贈る風習が今でも伝わります。
ブリは12月から翌年の1月にかけて、シベリア寒気団とともに北海道沖から南下します。
佐渡沖を通過してから約1週間後、能登半島に行く手を遮られるようにして、ブリが富山湾へ…。
激しい荒波を乗り越えてやってきたブリは、「天然のいけす」とも言われる富山湾へたどり着く頃に最も脂が乗り、味が鍛えられているのです。
また、ブリにまつわる珍しい正月行事があり、1年の無病息災を祈るもので、古来から伝わる伝統行事で「鰤分け神事」と呼ばれるものや
富山県の一部の地域では娘が結婚した年の暮れに嫁ぎ先にブリを贈る風習などブリと人々の暮らしが密接に結びついていたことがうかがえます。
では、『寒ブリ』と『ブリ』の違いはご存知ですか?
寒ブリは、この11月末~2月はじめまで(地域による)の時期に水揚げされる丸太のように肥えた“天然の親ブリ”のことを指します。
時期によって寒ブリかブリかが決まります。
また、養殖されたブリは全国的に「はまち」と呼ぶことが多いようです。
さらに寒ブリとブリでは、見た目が全く違います。
脂がのりに乗った寒ブリは、見事なまでデップリとした丸味を帯びた体型で、夏場のスラッとした痩せたブリと比較すると大差があるようです。
うま味がたっぷりで身はしまっていることから、寒ブリとブリとの違いは、「霜降り肉と一般的なお肉ほど」味の差があると言う人もいるのだとか。
🌺味噌よごし
「よごし 」とは野菜を細かく切り、味噌で味付けし、炒りつけたものです。茄子などを使うことが多いですが、地元で収穫できるほとんどの野菜で作ることが出来ます。
野菜を 味噌で 和える工程が「汚す」という 和える工程が「汚す」という表現爲になり、料理名の由来ともいわれてます。
以上です!
次回は、12月9日(木)フィリピンの郷土料理をご紹介します✈
🎅厨房🎄