こんにちは!
気候が暖かくなってきて、桜も少しずつ咲いてきていますね!
満開の地域もあるようです🌸
さて、今回は山形県の郷土料理をご紹介します。
🌼枝豆ごはん
🌼芋煮鍋
🍚枝豆ごはん
山形では「だだちゃ豆」と呼ばれる、山形県鶴岡市でしか栽培されない枝豆があります。
噛めば噛むほど味わいが増し、旨みと甘みが広がる美味しさで、「枝豆の王様」とも呼ばれています。
茶豆※の一種で、さやに茶色いうぶ毛が生えているのが特徴です。
わずか数軒の農家が、江戸時代から代々その美味しさを守り続けてきました。
※茶豆とは?
実は「枝豆」とは「大豆」を完熟する前に収穫したものなのです。
その完熟した大豆の種皮の色で白豆、黄豆、青豆、黒豆などがあり、だだちゃ豆は「茶豆」に属します。
どんな豆でも枝豆の段階では豆の色は緑色。だだちゃ豆は薄皮が茶色です。
だだちゃ豆と呼ばれる由来…
その昔、だだちゃ豆を食べた庄内藩のお殿様があまりの美味しさに「あのだだちゃが作った豆が食べたい」と言ったことが名前の由来とされています。
「だだちゃ」とは山形県鶴岡市(庄内地方)の方言で「お父さん・おやじ」という意味です。(諸説あります)
🍠芋煮鍋
里芋やこんにゃく、ねぎ、きのこ類、季節の野菜などを主な具材とした鍋料理。
江戸時代、京都との文化交流から入ってきた料理が根源とされています。
稲刈りが終わる秋に食べごろを迎える里芋は古くから庶民の味として親しまれており、里芋を用いた収穫祭や地域交流の場として屋外で大きな鍋を囲む「芋煮会」は300年程前より行われていたそうです。
✎300年前というと、1700年代になります。数字でみると近いような遠いような…
調べてみたところ、赤穂事件があったり富士山が噴火したりと波乱な時代のようでした。1706年には徳川家宣が徳川幕府6代将軍になったそうです。
脱線してしまいましたが、料理を通じて「この時代には何が起きていたんだろう」と調べてみると歴史を知ることができて脳の運動になりますね!
次回は4月2日(金)茨城県の郷土料理をご紹介します。
🌸ホームページの更新は4月3日(土)になります🌸
お楽しみに🌈
厨房🍳