郷土料理メニュー~東京都~

郷土料理メニュー~東京都~

こんにちは!

11月、秋ですね!

今回は東京の郷土料理です。肌寒い季節にはあったまる献立です♨

 

🌳ちゃんこ鍋

🌳べったら漬け

 

 

 

🍲ちゃんこ鍋

「ちゃんこ鍋」は、言わずとしれた力士の鍋料理。
魚介や肉類、野菜などたくさんの食材をぶつ切りにした寄せ鍋や食材ごと、出汁ごとにさまざまな鍋料理があります。
「ちゃんこ鍋」は広く一般にも受け入れられ、ちゃんこ鍋料理屋などもあちこちに見受けられるようになりました。

由来✍
もともと「ちゃんこ」というのは、力士の食事を指す言葉で、
①江戸時代に中国から伝わった「チャンクォ」という板金製の中華鍋からついたという説
②父や祖父を意味するチャンに愛称のコをつけた説がある。

発祥🚩
明治終盤、十九代横綱、常盤山の出羽海部屋で力士の食事のメインを鍋料理にしたことが始まりです。
当時、出羽海部屋には入門者が殺到しており、普通の配膳では食費や準備がかなり負担になっていたため、一度に大量に作ることができ、配膳の必要がない鍋料理をメインにすることになりました。
そして、ちゃんこ鍋は栄養バランスも良い理想の食事であることから、各相撲部屋にもちゃんこ鍋が広まったのです。
また、ちゃんこ鍋は昔から具材や出汁に鶏を使うことが多いです。
これは、牛や豚などの四足歩行の肉を使うことは「手をつく=負ける」といったイメージがあることから縁起を担ぐために避けられていたためです。
それに対して、鶏は「二本足=手をつかない」ということで縁起がいいため、ちゃんこなべには鶏が多く使われるのです。

ちなみに、鶏を使用した基本のちゃんこ鍋のことを「ソップ炊き」とも言います。
ソップとは、オランダ語の「soep」で、つまりスープのことであり、鶏がらスープに鶏肉と野菜、油揚げなどを入れ醤油と酒などで味を整えたものです。

 

 

 

 

 

🌺べったら漬け

べったら漬けは大根を糀(こうじ)で漬けた東京を代表とする名産品の一つです。
⛩その歴史は古く、江戸時代中ごろに、宝田恵比寿神社で百姓が飴と糀で漬けた大根を浅漬けとして売ったのが始まりではないかと言われています。

名前の由来は表面が糀の糖分でべたべたすることから。
べったら漬けを売っていた売り子が、べったら漬けの糀を手に『べったらだー、べったらだー』と道行く女性を追いかけ囃し立て、戯れていたそうです。

 

以上になります。

次回は、11月13日(土)山梨県の郷土料理をご紹介します!

 

🌈厨房🌈

 

最近の3件

お知らせ一覧 →

平成医療福祉グループ

ページトップへ戻る