郷土料理メニュー～長野県～

2021 . 12 . 28

こんにちは！いよいよ今年もあと３日となりました。

２０２１年、漢字一文字で表すなら「金」でしたね！
皆さんはどんな漢字が浮かびましたか？

さて、郷土料理のご紹介もこれが今年最後となります。
前回お知らせしたとおり、今回はおまけがあります。サムネイルになっている画像の紹介もあります！
少し長くなりますが、気長に読み進めていただけると嬉しいです。

（管理しているカメラのピントがあわず見にくくてすみません💦）

🐮鶏の山賊焼き（写真左）

「山賊焼」とは、松本市や塩尻市を中心とする中信地方で親しまれている、鶏の一枚肉をタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた郷土料理のこと。
名前の由来は諸説あるそうですが、山賊は物を“とりあげる”から、“鶏を揚げる”料理を「山賊焼」と呼ぶようになったそうです。
また、山賊の傍若無人なイメージを一枚肉を使った豪快な料理になぞらえたとも言われています。揚げ物料理なのに「焼」がついているのは、昔は油が貴重だったので、少量の油で焼いていたためで、現在一部の店舗では「山賊揚げ」とも呼ばれているそうです。
更に、次の世代の人たちに伝えていくために、10年ほど前から地元の飲食店の方々が中心となり、イベントに出展したり、メディアへのアピール等の活動を行い、2011年に「松本山賊焼応援団」が結成されています。

松本市では「全国からあげグランプリ」で3年連続金賞を受賞した、からあげ＆山賊焼きの専門店があります！

🐮薄焼き（写真右）

畑仕事のおこびれ（休憩）や、子どものおやつとしてなじみ深いうすやき。
米は、自分の家で毎日食べることが出来ないほど貴重だったので、その節約のために、昔から、小麦を粉にしてつくる料理は「粉もの」と呼ばれ、毎日の食事の大事な役割を果たしてきました。
「粉もの」の中でも、粉を水溶きして、その中に刻んだ野菜を入れて焼いたものは「せんべい」や「うす焼き」と呼ばれ、おこびる（又はおこびれ）や子どものおやつによくつくられてきました。
🌞おこびる…小昼が変化したもので、ご飯とご飯の間の中間食のようなもの。畑仕事の労働の間に食べるため腹持ちのよいものがつくられました。
ニラ、ナス、りんごなど季節の野菜や果物を具材として用いれば四季折々の味が楽しめます。簡単に言えば具の入った和風パンケーキのようで、膨らまず、ずっしりとしているようです。
昔は、ほうろくを火にかけ、油を節約するために真綿に油をしみこませたものでほうろくの内側をこすり、この中へ溶いた小麦粉を流し入れて焼いていました。焼けたら、適当な大きさに切り分けて食べていたといわれています。

✍おわり✍

これで、今年の郷土料理献立のご紹介は以上になります。
２０２１年１月７日から紹介コーナーがスタートし、どうやったら見やすいか、楽しめてもらえるかなど試行錯誤をしながらの更新でした。
ホームページに書き込む作業じたい初めてだったので、奮闘しました！とても楽しかったです。ありがとうございました☺

次回の更新からは、二代目が郷土料理の紹介を担当します。今後ともお楽しみに🌈
それでは、２３日に行われたクリスマス会で締めさせていただきます！

.｡.:*･ﾟ♡★♡ﾟ･*:.｡｡.:*･ﾟ♡★♡ﾟ･*:.｡｡.:*･ﾟ♡★♡ﾟ･*:.｡｡.:*･ﾟ♡★♡ﾟ･

🎅🎄１２月２３日　MERRY　CHRISTMAS🎄🎁