こんにちは!
本日は愛知県の郷土料理をご紹介していきます。
☀みそかつ
☀鬼まんじゅう
🐷みそかつ
東海地方のとんかつ屋さんで“味噌カツ”を置かない店はほとんどありません。
特に名古屋ではそれぐらいポピュラーなメニューで、「名古屋めし」と呼ばれる料理のひとつになります。
これはとんかつに、八丁味噌やカツオだし、砂糖などをベースにした独特のたれをかけたもの。
由来…味噌カツは、天丼をヒントに作られました。
当時浅草で蕎麦屋を営み天丼を提供していた店主が、終戦と同時に名古屋に帰郷。
天丼のタレをヒントに、「醤油でできるなら、味噌でもできるはず」と、名古屋の名物食材である八丁味噌を使い、それをタレとしてかけたことから始まります。
👹鬼まんじゅう
主に愛知県を中心に東海地方にみられる郷土和菓子であり、家庭料理を発祥としています。
戦時中から戦後の食糧難の時代に、比較的手軽に手に入ったさつまいもと小麦粉を使ってつくられ、米の代わりの主食として広まったのが始まりとされています。
名称を略して「鬼まん(おにまん)」とも呼ばれ、地域によっては「芋外郎(ういろう)」「芋まん」「芋まんじゅう」など、多数の別名で知られています。
名前の由来…角切りにしたさつまいもの角がゴツゴツ見える様が、鬼のツノや金棒を想起させたことからこの名がついたといわれています。
饅頭ではありますが、あんこは入っていないのです!
スイートポテトではないのか?と疑問に感じるところですが、スイートポテトと異なる点は、さつまいもを「つぶさない」ことにあります。そして、もう一つ違うのは小麦粉・砂糖と混ぜて「蒸す」こと。
そのおかげで、食感はもっちりとしていて程よい甘味もあり、なぜか懐かしさを感じる味わいがあるといわれています。
また、さつまいもをつぶさず、角切りのまま使われているため、素朴なふかし芋のような感覚もあるそうです。
以上になります。
次回は6月16日(水)山口県の郷土料理メニューをご紹介します。
更新は17日(木)になります🚩
だんだんと暑くなってきましたね…水分補給をしっかりと、乗り切りましょう🎆
厨房より🐱